ブランドは、人を呼ぶ。

INTRODUCTION

ブランディングの第3の目的:存在意義の浸透

ブランディングには「記憶と想起」「情緒的価値」に加えて、
企業の存在意義を社内外に浸透させるという第3の目的があります。
商品を売るためではなく、共感と信頼を生むためのブランディングです。

PURPOSES

ブランディングの3つの目的(再掲)

・記憶と想起:機能的な価値を覚えてもらい、必要な時に思い出される状態
・情緒的価値:記憶の上に、感情的満足や心理的価値を積み上げること
・存在意義:企業の理念や価値観への共感を集め、行動につなげること

PURPOSE 03

プロダクト以外へのブランディング

インナーブランディング、コーポレートブランディング、IRブランディングなど、
顧客に直接売らない活動が目的③に該当します。

役割は以下の3つの価値創出です。
・共感を得る
・信頼を築く
・組織のモチベーションを高める

WHO & WHAT

誰に・何を伝えるのか

【WHO:誰に】
従業員、未来の従業員、投資家、株主、取引先、学生、メディア

【WHAT:何を】
企業のビジョン、ミッション、パーパスなど、存在意義そのもの

WHY PURPOSE

なぜ存在意義は必要なのか

● 組織のモチベーションを高める
価値観に共感して働く方が、エンゲージメントも業務品質も向上する。

● 優秀な人材を惹きつける
理念やカルチャーは求職者の最強の「動機」になり、採用効率も高まる。

EXPRESSION

言葉 × デザイン × 体験の三位一体

存在意義は文章だけでは伝わりません。
・ブランドムービー(例:Apple「1984」)
・コーポレートサイトやビジュアルデザイン
・採用パンフレットや社内イベント

言葉・デザイン・体験の3点セットで、記憶と感情に刻みます。

CASE STUDY

Apple「1984」CMの本質

Appleの伝説的CM「1984」は、商品広告ではなく存在意義の表現でした。

・権威的システムへの反骨
・Appleの姿勢を象徴するメッセージ

その結果、
・社内外の共感
・優秀人材の獲得
・パートナーとの関係構築

といった長期的価値を生み出しました。

KPI

存在意義ブランディングの指標

【ブランド認知】理念認知率、ブランド想起率
【社内モチベーション】従業員満足度、離職率、エンゲージメント
【採用】就職意向、応募数、内定辞退率
【投資家】支援意向、資料閲覧率、説明会参加率

SUMMARY

企業の内と外を動かすブランディング

ブランディングは「商品を売る活動」を超えています。

・売上のためにプロダクトを記憶させる(目的①)
・単価向上のために感情を揺さぶる(目的②)
・未来のために理念を共感させる(目的③)

この3つの目的を整理して設計することで、ブランディングは確実に成果を生む投資へ変わります。