私たちがサービスに込めた想い

日本における中小企業の数は、全企業数の約99.7%を占めており、全労働者数の約70%を雇用しています。多くの経済的価値や雇用を生み出し、地域経済を活性化させている中小企業は、いま2つの大きな現実に直面していると考えています。

ひとつ目は、国内市場が縮小し、競合企業はもちろん大企業や海外企業との競争が激化する中、多くの中小企業は、コスト構造の変化等による収益性低下に直面しているということです。多くの経済的価値や雇用を生み出す中小企業が、どうすれば激しい競争環境を生き抜くことができるのか――。

ふたつ目は、市場環境将来性が見込めないと思われてしまっていたり、事業そのものに魅力がないと思われてしまっていることにより、事業承継が難航し、事業の存続そのものが危ぶまれる状況が生まれているということです。経営者が70歳以上の企業が約245万社まで増加し、そのうち半分以上の約127万社が後継者不在による廃業・倒産の危機に直面するといわれています。その結果、約650万人の雇用が失われ、約22兆円ものGDPが消失するという日本にとっての経済的大損失になると予測されています。次代に承継されるべき事業の将来性や魅力を、どうすれば高めることができるのか――。

これらの厳しい現実に対応する解は「市場ニーズを的確に捉えて、最高の商品やサービスをつくって届けることに集中すること」にあると考えています。

市場ニーズとは、｢顕在的な顧客の不と、潜在的な顧客のインサイト(煩悩)を捉えること」。最高の商品やサービスをつくるとは、「Nice to have（あったほうがよい・あると嬉しい）ではなく、Must have（ないと困る）をつくること」。そして、これらは時代の変遷とともに変化するものです。

中小企業が競争に打ち勝ち、事業の将来性や魅力を高めるために、私たちはハンズオン型で伴走し、中小企業のブランド力と収益力を高める支援を行っていきます。そのために必要なものは、私たちのサービスにはすべて入っています。

次代に繋がる「いま」は、私たちの手で作っていかなければなりません。目的達成のためには百難にたわまず勇往邁進すること。私たちは、志を高く持って、どんなときであっても、いつでも創造的かつ挑戦的に行動し続けていきます。

日本ハンズオン
事業部代表/ディレクター
大久保 匡祐