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これを、マーケティングでは消費者インサイトと言ったりしますが、言葉にできないけどかすかに感じている「何か」、それは、急ぎ足で上ばかり向いて歩いてきた道のりに忘れてきしまった「何か」なのかもしれません。

その忘れ物にふと気づかされたとき、人はハッとしたり、ドキッとする。たったひとりの誰かがかすかに感じている「何か」を拾い上げてみる。結局、その「何か」は、その人だけの忘れ物ではなくて、多くの人の忘れ物なんです。

ただ、どれだけ立派な戦略を立てようと、どれだけ立派なツールを作ろうと、その「何か」が伝わらなければ意味がありません。その「何か」を伝えるために、あらゆる施策を計画し、実行する。そんな泥くささが最終的には重要になります。

戦略を戦術に、戦術を実行に。今日できることを今日やる。我々世代だってまだまだやれる。より良い未来を創造できる。それが、楽しい日本につながっていく。そんな未来を夢みています。