アメリカ合衆国の著名なグラフィックデザイナーであるポール・ランド(Paul Rand, 本名Peretz Rosenbaum, 1914年8月15日 – 1996年11月26日)は、様々な企業のロゴデザインで知られています。
ポール・ランドは、ロゴに過度な期待をしてはいけないと言います。彼が掲げるロゴの必須条件は、区別しやすく、記憶に残り、明確なこと。つまり、独自性を保ちつつも、不要なものを削ぎ落としたシンプルさが大切であるということです。この条件を満たせば、ロゴの耐久性も高まるでしょう。思慮深い時代を超えたデザインで、長く使われることも重要な価値になると思います。
ロゴは、製品・サービス・ビジネスあるいは企業と関連づけた時に初めて、本当の意味を帯びる。企業が二級なら、ロゴも二級品に見られる。それを見る人々が適切に状況を整える前に、ロゴがただちに仕事をすることを期待するのは無謀である。
ポール・ランドに学ぶ驚きの4原則
信じられないかもしれないが、ロゴの主題はほとんど重要ではない。内容の妥当性すら、大した役割を持たないこともある。つまるところ、ロゴデザインの必須条件は、区別しやすいこと、記憶に残ること、明確なことだけだ。