“SEOの終わりの始まり”がはじまったって話。


ハンちゃん、ウェブマーケについて教えて。

ウェブマーケと言えば検索エンジンだけど、検索エンジンが生まれる前のウェブって、今でいう“地図のない街”みたいなもんだったんだ。

え、じゃあどうやって人を集めてたの?

原始的な“呼び込み型”さ。テレビCMとか新聞に『URLはこちら!』って書いて、アクセスしてもらう。ま、今の“リンク貼り忘れたSNS投稿”に近いよね。見てほしいけど、探させるっていう。

それ…めっちゃ不親切じゃないですか?

そうだよ。でも当時は“それが当たり前”だった。あとEメールでニュースレター送って、『新作出ました』『ここから買ってね』って地道に誘導してた。今でいうメルマガマーケの原型だね。

でも検索エンジン出てから、全部変わったんだよね?

うん、“探してる人にだけ出会いに行ける時代”がきたわけだ。Yahoo!やGoogleが台頭して、“SEM(検索エンジンマーケティング)”が本格化した。

SEOとかPPCってやつだよね?

ザッツライト✋
SEOは“検索順位の争奪戦”。PPCは“出せば出すほど金がかかる競り合い”。でも、検索する人は“今まさに欲しい”人だから、めちゃくちゃ効率がいいわけだ。

なるほど…今のリマーケとか地域広告ってのも進化系なの?

ま、言ってしまえば“ストーカー広告”と“地元営業”だね。一度サイト見た人を追いかけたり、『○○駅 居酒屋』で検索した人にだけ出すとか、今のSEMはまさに“狙撃型マーケ”とも言えるわけだ。

でもさ、最近はAIで検索しちゃうから、SEOとか意味なくなってない?

うん、まさに“SEOの終わりの始まり”だね。Google検索の主役が“10位以内に載ること”じゃなくなって、“AIに引用されること”になってきてるわけだ。

うわー、それめっちゃ怖くない?

大丈夫、恐れることはない。“AIに引用される価値”を持つか、“指名検索されるブランド”になるか、そのどっちかをちゃんと狙えばいいのさ。

(こいつ、簡単に言うよな…)

