選ばれる理由。他を選ばない理由。
VALUE LOGIC
価値は「便益 × 独自性」でしか決まらない
商品が“売れる理由”は驚くほどシンプルです。
価値 = 便益(選ぶ理由) × 独自性(他を選ばない理由)
この2つがそろったときだけ、顧客は「これ欲しい…」と腹の底で動きます。
どれだけ企業が「ウチのは凄い」と言っても、 便益がない・独自性がないなら、それはただの自画自賛で終わります。
BENEFIT DESIGN
便益は「プラス」か「マイナス除去」の二択
便益とは、顧客にとっての“得”か“苦痛の解消”。 このどちらかに当てはまらなければ便益とは言えません。
● プラスを与える便益
美味しい/気持ちいい/便利/自慢できる/テンションが上がる
● マイナスを消す便益
痛みが消える/不安が減る/手間が省ける/イライラがなくなる/時間の浪費がなくなる
膝が健康な人には「膝がラクになる施術」は価値ゼロ。 でも、痛みを抱えた人には“1万円払ってでも欲しい価値”になる。 便益とは、そういう強烈で相対的なトリガーです。
UNIQUENESS
独自性とは「他じゃダメな理由」
独自性とは、ライバルが何人いようが 「結局これを選ぶ」という理由そのもの。
独自性の例: ・他にない機能・技術 ・特定のシーンで圧倒的に使いやすい ・世界観・デザインの唯一性 ・他社が真似できない工程・構造 ・“誰が作ったか”による信頼
重要なのは、 「それ、顧客にとって何の意味があるの?」 という問いから逃げないこと。
4 QUADRANTS
便益 × 独自性で、商品の運命は4つに分かれる
| 独自性あり | 独自性なし | |
|---|---|---|
| 便益あり | ✅ 価値(売れる) | ⚠ コモディティ(価格競争) |
| 便益なし | ⚠ ギミック(一発ネタ) | ❌ 資源破壊(完全にムダ) |
多くの会社は「なんとなく良さそう」で左下に落ちていきます。 右上(価値)に行けるかどうかは、 便益と独自性をどれだけ正確に言語化できるかで決まります。
LANGUAGE POWER
言語化は“剣”であり“盾”である
優れたマーケターは、便益も独自性も曖昧なままにしません。 抽象語で顧客は動かないと知っているからです。
● 便益の言語化例
「○○できるようになる」
「△△が減る/なくなる」
→ 顧客の“人生のどこが変わるか”を描く
● 独自性の言語化例
「□□なのはこれだけ」
「■■だからこそ可能」
→ 他社が真似できない理由まで言い切る
便益は“買う理由”。独自性は“他を選ばない理由”。
この2つが言語化された瞬間、
プロダクトは“売れる言葉”を手に入れます。
